農神節慶

サートゥルナーリアとその産駒達を応援するブログ

今週(3月7日~3月13日)予定日とされる牝馬たち

今週は少し減って8頭。

 

矢野牧場さんのホームページにてスターリーウインドの2022(牝)が、千代田牧場さんのホームページにて3月3日にカウントオンイットの2022(牝)が、二風谷ファームさんのTwitterにて牝馬の産駒が、ガーベラパークスタッドさんのFacebookにてニシノアカツキの2022(牝)が誕生していたことが確認できました。おめでとうございます。母子ともども健康に過ごしてくれることを心から願っています。

それにしても牝馬の産駒が誕生することが多いですね。生物ですので必ず牡牝が半々で生まれる事はほぼありえないわけですが、確認できる範囲でこれだけ偏るのも不思議なものです。

 

7日 パッシフローラ  ラルシュドール

8日 シンジュボシ

9日 カラレイア  デルニエリアリテ

11日 ワイメアビーチ

12日 サクラレーヌ

13日 アンリミット

 

パッシフローラは現役時代に2勝。半妹ダービー卿チャレンジトロフィー制覇など重賞戦線で活躍したマジックタイム近親京都新聞杯を勝ったゲシュタルトがいます。昨年のノーザンファーム繁殖牝馬セールに上場され、受胎した状態で税抜1400万円で落札されました。デビューした産駒はいずれも勝ち星を挙げていますので期待ですね。

ラルシュドールは現役時代に3勝。レクレドールローズSなど重賞2勝を挙げており、半弟ベルーフ京成杯を勝利した優秀なファミリー出身ですね。まあ、そもそもこの牝系はステイゴールドショウナンパンドラ等でお馴染みのゴールデンサッシュダイナサッシュ牝系ですので、納得の優秀さと言っても良いかもしれません。

シンジュボシは現役時代に4勝。近親を見ても特に重賞馬はおらず、好走止まりではあります。しかし、その多くが中央や地方で勝ち上がって勝利を挙げており堅実に走る馬が多いという印象を受けます。地方での活躍の多い牝系で、本馬はStorm Catを持っていますので、素人考えですがそのクロスの影響から産駒は芝でもダートでも走れそうかなという気はしています。

カラレイアは中央で未勝利も名古屋で2連勝し中央復帰がかなったものの故障でその後引退となりました。能力的にはその後中央で勝利をあげても不思議なかったでしょう。フローラSを勝ち、オークスなどG1でも好走したベッラレイア。近親は勝ち上がった馬や重賞好走馬も多くいる牝系で、3代母Pink Doveの半弟にはジャパンCを勝ったゴールデンフェザントがいます。更にPink DoveはG1を2勝などしたタピッツフライを産み、更にその産駒がG1を6勝した名牝グランアレグリアですので活力十分の牝系と言えます。

デルニエリアリテは未勝利でしたが、血統が良すぎます。母が名牝トキオリアリティーと言えば説明不要な人もいるでしょう。オーシャンS勝ち馬アイルラヴァゲイン安田記念など国内外の重賞を制したリアルインパクト香港QE2世Cなどを勝ったネオリアリズムを半兄に持つ良血ぶり。更に半姉ウィルパワーからは春秋マイルG1馬インディチャンプシルクロードS勝ち馬アウィルアウェイが出ており、素晴らしいファミリーです。スピードに秀でた産駒を期待したいと思っています。

ワイメアビーチは未出走。近親を見ても中央競馬で活躍した馬となると、ステラマドレードラジオNIKKEI賞3着その産駒マドリードカフェ京都ハイジャンプ勝ちといった感じで特に多くはないのですが、半兄タートルベイや半姉ポレンティーナなどをみても地方で活躍している近親は非常に多くいます。産駒もダート向きになるかもしれませんね。

クラレーヌは未勝利でしたが、その牝系は「サクラ軍団」の活躍馬を多数輩出してきた名門牝系です。半兄サクラプレジデント札幌記念など重賞3勝セダンフォーエバーの全兄が朝日杯とダービーなどを制したサクラチヨノオー、半兄が朝日杯などを制したサクラホクトオーで、他にも重賞勝ち馬や好走馬が何頭もいます。この名門牝系から再び活躍馬が登場することはロマンがありますし、是非出てきて欲しいと思います。

アンリミットは現役時代4勝を挙げオープン入りを果たしています。半姉にはフェアリーS勝ち馬のノットフォーマルがいて、そのほかの近親にも重賞馬がいますが、その中でも最もビッグネームであるのは、3代母の半兄Seeking the Goldでしょう。現役時代はアメリカG1を2勝し、種牡馬としても日本でも数多くの活躍馬を送りだしました。

 

 

どうか無事でありますように。