農神節慶

サートゥルナーリアとその産駒達を応援するブログ

今週(5月9日~15日)予定日とされる牝馬たち

遂に初年度産駒の予定日シリーズも最終回になりました。4頭ですが内容は濃いです。

5月24日には今年のセレクトセールで上場される馬のリストが公開される予定のようですので、これまでご紹介した母馬の産駒が何頭かは載っていることでしょう。楽しみです。

 

10日 サンテミリオン  リーチコンセンサス

11日 サトノジェイド

15日 ホワイトソックス

 

サンテミリオンはこのシリーズで最後に登場するG1馬になります。三冠牝馬アパパネオークスで同着となったことでも有名なオークスです。牝系は調べてみると母モテックと2代母SudakaフランスG3勝ち馬で、半弟レコンダイト目黒記念2着といった感じですが、それ以外では特に目立つ馬がいるわけではなさそうです。母としても地方での勝ち馬は出ていますが、まだ中央では勝てていないようですので、兄たちが先かもしれませんが、産駒には中央での活躍を願いたいですね。

リーチコンセンサスは勝ち鞍こそ4勝でオープンまであと一歩でしたが、クラブの規定引退まで走り続けて1億円以上稼いだ孝行馬でした。本馬の血統はといえば、2代母が以前紹介した活躍馬を多数輩出し続けているラスティックベル。なんといっても母がインディスユニゾンですので、ノームコア&クロノジェネシス姉妹が姪で、その母クロノロジストが半姉にあたります。しかも本馬の父はフレンチデピュティで、クロノロジストの父はクロフネですから、3/4同血とかなり近い血統構成です。是非とも産駒の活躍を期待したい1頭です。

サトノジェイドは未勝利。本馬は海外生まれでしたが、後に母が日本に輸入され弟妹たちは日本生まれになっています。血統的にはつい先週紹介したばかりのドイツのMライン出身で、母ミスティックリップスはドイツオークスです。母としてはデビューした2頭がいずれも中央で勝ち上がっており更なる活躍が期待できそうですね。半弟ハーメティキストは父ロードカナロアでオープン馬になっていることから、血統構成が近いサートゥルナーリアとの産駒もやはり期待したくなるというものです。

ホワイトソックスは中央で未勝利も名古屋で3勝をあげました。血統背景が非常に魅力的でなんといっても、2代母が以前にも紹介した名牝Pacific Princessです。ビワハヤヒデナリタブライアン兄弟やファレノプシスキズナ姉弟など何頭もの活躍馬を送りだしており、素晴らしいというほかありません。本馬の母Ocean Catファレノプシスキズナの母キャットクイルとは全姉妹の関係にあるため、特に近い近親となります。是非産駒には彼らに続く活躍を願いたくなります。

 

 

どうか無事でありますように。