農神節慶

サートゥルナーリアとその産駒達を応援するブログ

今週(1月31日~2月6日)予定日をされる牝馬たち

先週レイクヴィラファームさんのTwitterアカウントにて、ラインハートの2022(牝)1月22日に誕生したとのツイートがありました。サートゥルナーリア産駒を始めて見ることができて非常に嬉しいですね。これからの健やかな成長を祈っています。

ところで、とても興味深いのがこのラインハートの2022栗毛として産まれたこと。どちらの遺伝かは分かりませんが、少なくともサートゥルナーリアが栗毛産駒を産まない、いわゆる「ホモ鹿毛」ではないと判明しました。父ロードカナロアはホモ鹿毛らしいので、サートゥルナーリアもそうなる可能性はあったのですが、どうやら今後も栗毛の産駒が一定数産まれてくることになりそうで楽しみです。

 

今週も紹介を続けていきます。先週に引き続き6頭です。

2月1日 ミカリーニョ

2月4日 ショウナンパンドラ  ブルーイリュージョン

2月5日 ブリッジクライム  レイズアベール

2月6日 マニクール

 

ミカリーニョは2勝馬母ミスエーニョ2代母Madcap Escapadeは共にアメリカG1馬という超良血で、姉はファンタジーS勝ち馬ミスエルテという活力のある牝系出身です。ミスエーニョとミスエルテ牝馬ばかり産んでいて、半姉ボルケテスエーニョは牡馬ばかり産んでいる偏りが不思議な一族ですので、本馬はどうなっていくかも気になります。ちなみに本馬の初仔は牡馬で、今年が2番仔です。

ショウナンパンドラはご存知2015年ジャパンカップと2014年秋華賞を勝った名牝牝系もステイゴールドサッカーボーイを筆頭に活躍馬を書いていたらキリがないあのダイナサッシュ牝系ですから、是非活躍馬を産んで欲しいと期待したくなります。

ブルーイリュージョンは外国馬で情報が少ないのですが、母Blue Bunting2011年英1000ギニーに加えて、同年の愛オークスヨークシャーオークス欧州オークス3冠の内2冠を制した名牝ですので、その血が日本で花開く事に期待しましょう。

ブリッジクライムはオープンまで1歩届かなかったものの、ジェンティルドンナが三冠を決めた秋華賞で人気薄ながら4着もあり、半兄がカリバーン近親にはコイントスがいて、丈夫で堅実に走る一族の馬といった感じですね。是非この丈夫さを受け継いでいて欲しいと願います。

レイズアベールは、ディープインパクトのみならずレイデオロ何頭もの活躍馬を輩出しているウインドインハーヘア牝系出身です。ちなみにウインドインハーヘア牝系の牝馬は今後も何頭か登場します。彼女はアメリカで活躍したヴェイルオブアヴァロンの産駒で半兄にはリルダヴァルがいますね。

マニクールは中央2勝馬フェミニンガール秋華賞にも出走して中央で4勝を挙げています。4代母が日本でも活躍馬を輩出したジーンの母Ride the Trailsで、5代母WildwookからはマイルCS馬ブルーメンブラッドが出るなど、楽しみの大きい牝系出身だと思います。

 

どうか無事でありますように。