農神節慶

サートゥルナーリアとその産駒達を応援するブログ

今週(2月7日~2月13日)予定日とされる牝馬たち

今週からドッと増えてなんと13頭です。この頃から1日3頭の種付けも始まり毎日のように種付けを行う忙しい時期に入ったようですね。今年もそろそろ種付けシーズンが始まるでしょうから無事に過ごしてくれることを願っています。

また、先週はTwitterピンクブロッサムの2022(牝)が誕生した旨のツイートと動画が、白老ファームSNS牝馬産駒が誕生した旨と画像を確認することが出来ました。どちらの産駒も流星が大きくて可愛いですね。健やかな成長を願っています。

 

7日 イセベル

8日 ラサルダン

9日 カトゥーア  ラルケット

10日 カゼルタ  ナイトドライヴ  ファナティック

11日 カワキタロック  サトノユリア  ハーツフェルト

12日 ウインジュビリー

13日 ハーランズルビー  レイナアラ

 

イセベルは1勝馬で、近親を見るとダートの活躍馬が多いように見受けられます。全兄ケイアイカイト兵庫ジュニアグランプリ3着、近親マチカネニホンバレ&サトノティターン兄弟は共にダート重賞馬ですので、産駒もダートで活躍するかもしれませんね。

ラサルダンフランスG2やアメリカG3を勝っている外国馬。牝系がどうなのか正直調べられていませんが、Justifyを受胎した状態で2020年のセールにて110万ドルで落札された牝馬ですのでそこそこの高値で落札されてきたと言ってよいでしょう。

カトゥーアは未勝利馬ですが、母オジャグワアルゼンチンでG1を5勝するなどして同国の古馬牝馬チャンピオンに2年連続で選ばれた名牝。産駒が母系の能力を開花させてくれる事を期待しています。

ラルケットは以前の記事でも紹介しましたが、マイルCSステルヴィオの母で、その牝系はスイートルナ、つまりシンボリルドルフの母に辿り着きます。2代母ファーストクラスはトウショウボーイシンボリルドルフの全姉スイートコンコルドの産駒ですから、古き良き血がこれからも引き継がれて欲しいものです。

カゼルタは現役時代4勝でオープンまであと一歩、きょうだいは重賞は2,3着までで2代母ガゼルロワイヤルも海外G1で2,3着と何度も好走といった感じで大きな勲章まであと一歩という一族な感じがします。産駒がそのあと一歩を踏み出せたら良いですね。

ナイトドライヴは外国の未勝利馬で牝系も少し遠く遡ると活躍馬がいるといった感じ。Saxon Warrier産駒(牝)が昨年のセレクトセールで3100万円で購買されています。また、昨年のJS繁殖牝馬セールに受胎した状態で上場され1000万円越えで落札されました。

ファナティックは1勝馬で、近親をみると堅実に走る産駒が多いものの半兄アーデントや半姉シャルールなど重賞は2,3着止まりでこちらもあと一歩が・・・という競走馬が多い一族だったようです。母の一族の堅実さと父のスピード能力を併せ持って活躍する産駒を是非期待したいですね。

ワキタロックは未勝利馬でしたが、半姉には中山牝馬S勝ち馬カワキタエンカがいます。半姉はディープインパクト産駒で芝で活躍しましたが、本馬はダートで走り父ゴールドアリュール、母父クロフネ、母母父がフォーティーナイナーですので、ダート向きの産駒が産まれる可能性が高い気がします。

サトノユリアは超名牝系のエアグルーヴ(ダイナカール)牝系出身ソニックグルーヴはデビュー出来なかったものの、その孫には中京記念勝ち馬グルーヴィットがいます。このグルーヴィットは父ロードカナロア、母父スペシャルウィークという血統構成がサートゥルナーリアと良く似ているので、サトノユリアとの産駒の活躍も期待したくなります。

ハーツフェルトは1勝馬牝馬ながら障害レースにも挑戦していました。近親では特に目立つ活躍馬はいないようですが、母マチカネタマカズラクイーンC3着がありますし、きょうだいの多くが中央で勝ち上がり、そうでなくても地方で勝利するなど非常に堅実に走る一族ですね。

ウインジュビリーは2勝馬で、ダイヤモンドビコー阪神牝馬Sなど重賞4勝を挙げ2002年最優秀古馬牝馬に輝いています。しかし、より特筆すべきなのは2代母ステラマドリッド、3代母My Juliet、4代母My Bupersという牝系海外において何頭ものG1馬、重賞馬を輩出している事に留まらず、日本においてもハーツクライミッキーアイル、アエロリット、ラッキーライラックとこの10数年間定期的にG1馬を輩出してきた素晴らしい牝系です。是非次の活躍馬をと願わずにはいられません。

ハーランズルビーアメリカG1で2着などもある外国馬で、その牝系を少し遡ると何頭もG1馬が出ている牝系です。そして、その産駒には同期で2020年日経新春杯勝ち馬モズベッロがいます。引退レースになってしまった2020年宝塚記念で全く捕まえられなかったのが懐かしいですね。コンスタントにレースに出走し続けている姿が魅力的でしたし屈腱炎は心配です。無事完治することを祈っています。

レイナアラは未勝利馬ですが、その近親には種牡馬として活躍したMr.GreeleyケンタッキーダービーなどG1を3勝して種牡馬しても活躍中ストリートセンスなどがいますし、同牝祖から英愛リーディングにも輝いたDanehill Dancerが誕生しており良牝系出身です。

 

どうか無事でありますように。