今週(1月17日~1月23日)予定日とされる牝馬たち
今回は新スタートということで連続更新となりますが、これからはこちらの方を毎週日曜の更新記事として産駒誕生がひと段落したらコラム記事に戻ろうと思います。
さて、今週は以下の8頭が予定日を迎えます。
1月17日 シンハライト
1月18日 ミュージカルウェイ
1月19日 ジェラシー
1月22日 スリジエ
1月23日 ヒカルアマランサス
同じキャロットクラブ出身のオークス馬シンハライト、母同士が2005年アメリカンオークスで戦った間柄でもある大物なのですが、Twitter上でどうやら不受胎だった情報もあるようです・・・
そして、ミュージカルウェイ。前記事で紹介したルールブリタニアの母ですが、2021年の種付けでは面白い(?)事が起きていました。ミュージカルウェイ産駒には繁殖に上がった牝馬が4頭いますが、ミッキークイーンを除いた3頭全頭にサートゥルナーリアは種付けをしたのです。母子5頭中4頭と表現するとなんだか生々しいですが、こんなこともあるんだなと勉強になりました。なお、G1馬ミッキークイーンには半兄エピファネイアが種付けをしたようです。流石日本のトップサイアー。
ジェラシーはあのバレークイーン一族出身で2016年オークス4着もあるオープン馬。近親について書いていくと膨大な量になりますが、最近の活躍馬と言えばアリストテレスが一番でしょう。
ラインハートは重賞には惜しくも届かなかったものの、2017年JBCレディスクラシック3着もあるオープン馬でした。ちなみに、彼女はレイクヴィラファーム飼養ですので、ノーザンファーム以外では最も早く予定日を迎える牝馬となります。
アカンサスはオープン競争2勝や2011年秋華賞4着などG1や重賞で好走経験のあるオープン馬で、こちらは社台ファームにて一番早く予定日を迎えることとなります。
スリジエは半兄がG1馬で凄いのですが、より凄いのは2代母のSilverbulletday。BCジュベナイルフィリーズやケンタッキーオークスなどG1を5勝し、牝馬ながらベルモントステークスに挑戦した功績などからアメリカ競馬殿堂馬に選ばれています。
ダイワパッションは自身もフィリーズレビュー馬で優秀ですが、産駒にはエポカドーロやキングストンボーイと母としてもとても優秀です。今年で19歳ですから特に無事を願うばかりです。
ヒカルアマランサスも自身が京都牝馬S馬、半弟カレンミロティックの血統で、更に産駒にはホウオウアマゾンと、こちらもとても優秀な牝馬ですね。
どうか無事でありますように。